脱毛サロンと医療機関

脱毛施術を専門的に行う脱毛サロンですが、この脱毛サロンというのは、皮膚科・美容整形外科などの医療機関とは異なります。痩身・フェイシャルエステなどを行っているエステティックサロンも同様です。

脱毛施術には、針脱毛・レーザー脱毛という方法が存在するのですが、これらは医療行為となっています。医療行為とは、人の傷病の治療・診療・予防を目的に、医学に基づいて行われる行為であり、当然、医師がその行為を行わなければなりません。行為によっては、医師の指示を受けた看護師・助産師などが治療・処置などを行うこともできますが、基本的に医療行為は、医学的な技術・判断を行わなければ、身体に危害を及ぼしてしまう可能性のある行為のことです。他人の身体にメスを入れるなどをして傷をつけたり、体内に接触するような行為は、医療侵襲行為といい、正等な業務でない場合は、傷害罪・暴行罪などの違法性があります。そのため、その目的がたとえ医療のためであったとしても、これらの行為を行うためには、正当な医療行為とみなされる条件を満たしている他、医師免許・歯科医師免許・看護師免許・助産師免許…などの国家資格を取得している医療従事者が、その医療行為を行う必要があります。

ちなみに、医療従事者と医師を混同してしまっている方もいらっしゃいますが、医療従事者は必ずしも医師であるとは限りません。医療従事者は、医療行為に従事している者のことを指しますが、医師だけでなく、薬剤師・看護師・救急救命士・作業療法士・理学療法士…などの職種も含まれているのです。ですから、例えば、薬剤師が、患者の手術を行うことは当然できません。

医療行為は、患者に不利益な事態を招いてしまう可能性も高いので、それ相応の知識・技術・医療倫理が要求されます。医師のみが行うことができる医業というのは、医療行為を反復継続の意志で行うこと…つまりそれを業としている場合なのですが、医療行為のなかには、医師以外の資格を取得している者…たとえば看護師などが行うことができる行為が存在しています。

どういった行為が医療行為に該当せず、どういった行為が該当するか…を具体的に挙げると、医療行為に該当しないものには、検温・血圧測定・パルスオキシメーターの装着・耳垢除去・つめ切り・点眼・湿布の貼付・軟膏の塗布・座薬挿入・一包化された薬の内服の介助・口腔内の清拭・身長体重計測・肺活量測定・抜毛・検尿/検便・心理カウンセリング…などがあります。そして、医療行為に該当するものには、先ほども触れましたが、医学的な技術・判断なしに行うことができない身体に危害を及ぼしてしまう可能性のある行為…というのはもちろんのこと、それ以外でも、レーザー脱毛・刺青を入れるケミカルピーリング・ピアス…などが挙げられています。

そう、ここまでくると判るかと思いますが、医療行為としてレーザー脱毛が挙げられているのですから、レーザー脱毛を行うためには医師が必要であり、結果として医療機関でなければレーザー脱毛施術を受けることができない…ということなんですね。つまり、医師が存在していない脱毛サロンやエステティックサロンでは、レーザー脱毛を行うことができないのです。

極端な話、「では、脱毛サロンに医師が常駐していれば良いのか?」ということになりますが、医療機関というのは、医師がいれば良いというわけではなく、医療法で定められた規定に該当している医療提供設備のことですから、その医療法の規定に沿った施設でなければ、脱毛サロンを医療機関とは言えません。具体的に言うと、医師や歯科医師などが医療行為を行う病院・医院・診療所ですね(はり師・あん摩マッサージ指圧師・きゅう師などが行う行為は医療行為ではなく医療類似行為となるため、治療院・マッサージ院・鍼灸院・接骨院などは医療機関ではありません)

現在、脱毛施術には複数の方法が存在しますが、そのなかでもレーザー脱毛は、かなり高い脱毛効果を得られると言われています。しかし、先ほども挙げましたが、レーザーを用いた脱毛施術は、皮膚科・美容外科などの医療機関にて医師によって行わなければなりませんので、非医療機関であり、エステティシャンなどが行ってはいけないことは、法律で決められているのです。

本来、医療用レーザーは、ホクロ・アザ・シミ…などを除去するための方法として用いられていました。そして、このレーザーに関して、または治療についての研究が進んでいくにつれ、治療時にレーザーを照射した部分の体毛が生えなくなっていることが判ったのです。この発見をきっかけとして、医療用レーザーを脱毛のために使用できないかと、更なる研究・開発が行われ、そして登場したのがレーザー脱毛なんですね。ただし、医療用レーザーによる脱毛施術で使用するマシンは、たとえ脱毛目的での使用であっても医療行為に当たるため、厚生労働省が認可したマシンでなければ、施術で使用するができませんし、また、厚生労働省から認可を受けている医師、または医師の管理下にいる看護師のみが使用できるようになっています。

時々、脱毛サロン・エステティックサロンの広告等で、「レーザー脱毛」という言葉を用いていることがありますが、当然のことながら、本当の意味でのレーザー脱毛ではありません。この場合は、医療用のレーザーを用いた脱毛施術ではなく、レーザー脱毛と比較的似た効果を得ることができる、IPL脱毛・フラッシュ脱毛などの光脱毛を扱っている…ということなのです。

光脱毛も、レーザーを用いて行う脱毛施術なのですが、レーザー脱毛と比べると出力量が低いため、医療行為には当たりません。だからこそ、非医療機関である脱毛サロン・エステティックサロンでの使用が可能となっているのですが、これは正式にはレーザー脱毛ではありません。光脱毛となるんですね(使用するマシンによって施術の名称は異なります)意外と、レーザー脱毛は脱毛サロン等では行うことができない…ということが知られていないので勘違いしている方も多いのですが、レーザー脱毛は医療機関でのみ可能となっているので間違えないよう注意してください。

…まぁ、最近は、脱毛サロンやエステティックサロンの広告で、レーザー脱毛を行っていると謳っているところは少なくなっているんですけどね。ちなみに、レーザー脱毛だけでなく、針脱毛も医療行為となります。

なお、よく見聞きする永久脱毛という言葉ですが、脱毛エステ・エステティックサロンでは、永久脱毛と表記してはいけないことになっているのをご存知でしょうか?実は、永久脱毛も医療行為に当たると厚生労働省が認識しているため、医師の資格を持っていない者が永久脱毛の施術を行うことは、医師法に違反することとなり、禁止されているのです。すなわち、永久脱毛を実現するためには、医療用レーザーを用いた脱毛施術を使用する必要があり、その医療用レーザーを用いた施術は医療機関に限られているので、結果として、医療機関でしか永久脱毛という言葉を使ってはいけない…ということになるのです。ですから、脱毛エステなどでは、施術による効果を永久脱毛と表記してはいけませんし、広告・宣伝でも永久脱毛と謳ってはいけないという解釈になるんですね。

ただし、脱毛サロンやエステティックサロンでの脱毛施術で用いられる光脱毛であっても、半永久的な脱毛効果は可能となっています。もちろん、光脱毛と医療用レーザーではレーザーの出力にかなりの差がありますから、医療用レーザーほどの高い脱毛効果は期待できません。それでも、100%とは言い切れなくても、「ほぼムダ毛が生えてこない」という状態は十分に実現することができます。当然、人によって得られる脱毛効果は違いますから、同じ部位に同じ脱毛施術を行ったとしても、ほとんどムダ毛が生えないようになった方もいれば、変わらずムダ毛が生えてしまう方もいますけどね。

脱毛クリーム


皆様は脱毛クリームをご存知でしょうか?分からない方の為にご説明をさせて頂きます。脱毛クリームとは特殊な化学変化を使い、毛を溶かす作用のある脱毛剤の事です。愛用されている方が最も多い、脱毛剤の一種です。

気軽に使用する事ができ、カミソリ負け等もしない事が愛用されている理由の1つだと思われます。ただし、脱毛クリームを使用する前には皮膚に合っているかのチェックをするようにして下さい。大変便利な脱毛クリームですが、カミソリ負けをしない代わりに肌が弱い方の中には赤くなったり、カブレたりしてしまう方もいます。

また一般的な脱毛クリームによる脱毛の効果は一時的で毛根を消滅させる事は出来ない為、再び使用することになります。

再使用までの期間は人によりそれぞれですが、個人的にはおよそ2週間程度での再使用をオススメします。またツルツルの肌の維持をしたい方には脱毛クリーム専用のスキンケアクリームもありますのでそちらの併用もぜひ考えてみて下さい。

最近では足や腕などだけでは無く、顔用の脱毛クリームもあります。顔用なので効果は弱い物ばかりですが、肌荒れはほとんどしないので顔の産毛をキレイに取りたい方にはオススメです。

また脱毛クリームには永久脱毛の為の物もあり、肌へのダメージは大きいですが、病院等に行かなくても永久脱毛が出来るとあって大変な人気となっております。

初めての方には比較的肌へのダメージが低い物をオススメいたしますが、是非皆様も一度お使いになってみてはいかかでしょうか?

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